宇陀市が香川の製麺会社とコラボ「大和当帰葉うどん」

篠原大輔
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 奈良県宇陀市高松市の「石丸製麺」が、薬草の大和当帰(とうき)の葉を使ったうどんを約2年かけて共同開発した。販売の始まった「大和当帰葉うどん」は、1箱に2食分の200グラムが入って700円(税込み)。

 開発のきっかけは、宇陀市と包括連携協定を結ぶ大和信用金庫(桜井市)が、顧客のツアーで香川県を訪れたこと。石丸製麺側から「何かお手伝いできることはありませんか」と声をかけられた。ちょうど宇陀市側から大和当帰の食材利用の話を聞かされていたため、市にうどんの商品化を提案した。

 石丸製麺は2000年ごろから青森のゴボウや兵庫のワカメなど、全国の特産品を練り込んだうどんの開発を手がけてきた。今回は大和当帰の葉を粉末にして小麦粉と練ったが、通常のうどんとは違う工程で作っているという。

 葉の香りを外へ飛ばさないように工夫した。短時間でゆで上がるように麺を包丁で細く切り、ゆっくり乾燥させた。石丸製麺大阪営業所長の倉沢寛氏は「温めても冷やしてもいけます。サラダにも合うし、パスタ風にしてもいい。おいしいうどんができました」と話している。

 うどんは市内の道の駅などで販売中。問い合わせは市薬草協議会(0745・82・5874)まで。(篠原大輔)