千葉で自宅療養の2人死亡 県が謝罪「情報共有のミス」

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 新型コロナウイルスに感染した千葉県内の男性2人(50代と60代)が自宅療養中に死亡したと、県が9日発表した。県は、情報共有のミスで適切な健康観察が行われなかったなどとして謝罪した。

 県によると、50代の男性は8月27日、軽症のため、保健所が県に健康観察業務を引き継ぐことを決めた。しかし、保健所は県の情報共有システムへの入力をし忘れ、保健所も県も30日まで、毎日するべき健康観察の電話をしていなかったという。31日にミスに気づき、保健所が複数回電話をかけたがつながらず、9月1日に救急隊員が自宅で死亡しているのを確認した。

 60代の男性は8月17日以降、保健所が断続的に電話をかけたもののつながらず、25日に自宅で死亡が確認された。県は、電話で健康観察ができない場合はできるだけ速やかに自宅を訪問するとしているが、感染者が急増するなか、保健所の業務逼迫(ひっぱく)で対応が遅れたという。

 9日の会見で県の担当者は「事務処理上のミスで十分な健康観察が行われなかった。大変申し訳ございませんでした」と謝罪した。