豊明母子4人殺人・放火事件から17年 住宅跡で献花式

藤牧幸一
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 愛知県豊明市沓掛町の住宅が全焼し、加藤利代さん(当時38)と子ども3人が殺害されて見つかった事件は9日、未解決のまま17年を迎えた。

 この日、現場となった住宅跡で献花式があり、利代さんの姉、天海としさん(59)と母の渕村信子さん(83)、県警の捜査員らが手を合わせた。

 天海さんは「何もなければ、3人の子どもも妹も、普通に元気で暮らしていた。犯人は絶対に許さないと再確認した」と話した。貝吹彰則・愛知署長は「犯人逮捕にはまだ情報が不足している。どんなささいな情報でも結構ですのでご連絡を」と話した。

 事件は、2004年9月9日午前4時25分ごろ、加藤博人さん方で出火。焼け跡から妻の利代さん、長男佑基さん(当時15)、長女里奈さん(同13)、次男正悟君(同9)が遺体で見つかった。4人は刃物で刺されるなどしていた。

 県警は殺人・放火事件として特別捜査本部を設置。これまでにのべ約4万6千人の捜査員を投入してきた。9~23日には情報提供を求めるチラシやティッシュを豊明市役所や愛知署などに置く。情報提供は愛知署特別捜査本部(0561・39・0110)へ。(藤牧幸一)