警察官の書類送検、山形県警「私的」と非公表 同僚の現金盗んだ疑い

坂田達郎
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 山形県内の警察署に勤務する巡査部長が同僚の現金3千円を盗んだとして減給100分の10(6カ月)の懲戒処分を受けていたことが9日、朝日新聞の情報公開請求などでわかった。県警は窃盗容疑で書類送検していたが、公表はしていなかった。

 捜査関係者によると、懲戒処分となったのは、鶴岡署の交番に勤務していた巡査部長の男性。今年6月1日、同僚の財布から現金を盗んだという。県警は8月10日に懲戒処分とし、窃盗容疑で書類送検した。調べに対し、巡査部長は「たばこ代が欲しかった」などと容疑を認めたといい、同日付で依願退職した。

 非公表とした理由について、県警監察課は「警察庁の指針に基づき、私的な行為にあたる場合は発表しない」などと説明した。

 このほか、今年2月~7月下旬、走行中の乗用車内で警察職員の手を触ったり、部下に威圧的な言動をしたりしたなどとして警視、警部などの警察官と職員計8人が本部長訓戒や注意の処分を受けた。(坂田達郎)