東京出張中に傷害罪で略式起訴 和歌山県警が巡査部長を6カ月停職

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 和歌山県警は10日、東京都内の路上で女性を転倒させてけがを負わせたとして傷害罪で略式起訴された捜査1課の男性巡査部長(36)を停職6カ月の懲戒処分にし、発表した。巡査部長は同日、依願退職した。「取り返しがつかないことをした」と話しているという。

 監察課などによると、巡査部長は4月18日午後9時半ごろ、東京都大田区の駅のエスカレーターで女性のスカート内にスマートフォンを差し向けた上、気づいて通報しようとした女性ともみあいになり、転倒させてけがを負わせた疑いがある。女性が警視庁に相談し、巡査部長は7月、傷害容疑で逮捕された。東京都迷惑防止条例違反(盗撮)の罪については不起訴となった。

 業務で東京に出張していたが、当時勤務中ではなかったという。また、2018年9月に、風呂場をのぞく目的で和歌山県橋本市の民家に侵入した疑いがあることなどもわかったという。

 大野矢雄(ちかお)・首席監察官は「被害者の方々を始め、県民の皆さんにおわび申し上げます。組織一丸となって信頼回復に努めて参ります」とコメントを出した。