歌舞伎女形の上村吉弥が一人芝居 コクトーの「声」で元芸者に

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向井大輔
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 上方の匂いを色濃く放つ歌舞伎女形の上村(かみむら)吉弥(きちや)が、自身初となる一人芝居に挑む。それもジャン・コクトー原作の「声」(水口一夫潤色・演出)を能舞台で。「いくつになっても勉強できるのはありがたい」と意欲を燃やす。

 舞台は昭和初期の東京。新橋の元芸者(吉弥)のもとに恋人から“最後”の電話がかかってくる。そのやりとりだけで物語は進む。セットはいすと古い型の電話機のみ。「受話器の向こうの男性はどんな人で、どんなことをしゃべっているのか。こちらの受け答えで想像してもらわないといけない。これは大変なことですよ」

 かつて杉村春子も演じた、役者の腕が試される作品だ。「怖さもあり、楽しさもあり。分かりやすく、相手を思う優しい女性を演じたい」と話す。

 一人芝居は、自主公演「みよ…

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