ガーシュインの曲 消滅の著作権が存続へ 兄弟の「共同著作物」に

有料会員記事

赤田康和
[PR]

 名曲「サマータイム」で知られる米国の作曲家ジョージ・ガーシュインの337曲について、日本音楽著作権協会JASRAC)は来年1月から著作権料を徴収すると発表した。1937年の死去後、98年に著作権は消滅したが、共同作曲者がいたと判断。一度は消えた著作権が存続していたと判断されるのは異例だ。

 日本の著作権の保護期間はかつて死後50年で、第2次世界大戦の戦勝国の著作物は最大約10年間の戦時加算も課されてきた。ガーシュインについては死去から約60年後の98年5月に著作権の保護期間を終え、著作権が消滅。その曲はパブリックドメイン(共有財産)となり、コンサートでの演奏やCD発売など商業利用する際も著作権料の支払いが不要になった。

 だが、米国の著作権管理団体ASCAPは337曲をガーシュインの兄アイラ・ガーシュインも作曲を担ったと主張。昨年、兄の関与を証明する妹や音楽秘書らの宣誓供述書や、契約書をJASRACに提出した。その結果、兄弟の「共同著作物」と確認できたという。

 共同著作物は最後に亡くなっ…

この記事は有料会員記事です。残り476文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【10/25まで】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら