突然の異動でエクセル自習命じられ まじめに働いたのに

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内藤尚志
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現場へ! リストラに負けない①

 横浜駅の近くにあるビルの一室。日立製作所の系列会社に勤める50代女性は、むなしさを押し殺してパソコンに向き合っていた。

 上司から命じられているのは、表計算ソフト「エクセル」の自習だ。テキストを見てダミーの図や表をつくり、計算をくり返す。

 「この仕事に何の意味があるのだろう……」。心が折れそうになると、自分を奮い立たせる。ここで会社を辞めてよいのか――と。

 女性は、グループ内で配置できる職場が見つからないと上司から告げられた。「社内失業」と思うような状態だ。理由の一つが、エクセルが使えないことだという。

 女性は1980年代に日立製…

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