河野行革相、総裁選に立候補を表明 「日本の礎は、皇室と日本語」

自民党総裁選2021自民

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 河野太郎行政改革相(58)は10日、国会内で記者会見を開き、自民党総裁選(17日告示、29日投開票)に立候補することを正式に表明した。冒頭、河野氏は「皆さんの思いや不安を受けとめ、情報を共有し、しっかりとしたメッセージを出し、皆さんと一緒に直面する危機を乗り越えていかなければならない」とし、「人が人に寄り添うぬくもりのある社会を作っていきたい」と述べた。

 また河野氏は「自民党保守政党だ」とし、「保守主義は度量の広い、中庸なあたたかいものだと思っている。日本の礎は長い伝統と歴史と文化に裏付けられた皇室と日本語」と話した。

 会見では菅政権で行政改革相として取り組んだ「脱ハンコ」のほか、政府内で新型コロナウイルスのワクチン調整を担った実績を強調。「みんなが少し手を伸ばしてつかみたいものをつかむ。その努力をみんながやろうと思う。その努力が結果を生む。そういう国をつくっていきたい」と語った。

 河野氏が総裁選に挑むのは、自民党が野党だった2009年に続き2度目。「派閥解消」などを掲げたが、当選した谷垣禎一氏に及ばなかった。父は元自民党総裁河野洋平氏。第2次安倍政権の15年に行革相に就任し、外相、防衛相を歴任。菅政権で2度目の行革相に就いた。

 今回は菅義偉首相が総裁選への不出馬を表明して以降、所属する麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相をはじめ派閥幹部らと面会し、立候補への環境づくりを進めてきた。