日本郵便と佐川急便、物流サービスで相互補完 効率化へ3分野から

山本知弘
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 日本郵便佐川急便は10日、物流サービスについて協業を進めることで合意したと発表した。お互いの強みを生かして効率化を進めるねらいだ。10月以降、小型宅配便、国際荷物、クール宅配便の3分野で順次始める。

 小型宅配便では、郵便ポストから送れるサイズの荷物を運ぶ日本郵便の「ゆうパケット」を活用したサービスを、佐川でも取り扱う。国際荷物でも、佐川が日本郵便のネットワークを利用する。一方、佐川は強みを持つクール宅配便で、日本郵便が対応しきれない荷物を受託して運ぶという。

 記者会見した日本郵便の衣川和秀社長は「宅配需要が拡大する一方で、担い手は不足している。物流の安定維持を目指す、かつてない取り組みだ」と意義を強調。佐川急便の本村正秀社長も「顧客からの要望に応える営業提案ができるようになる」と期待を寄せた。(山本知弘)