10月初めまで緊急事態なら次は「第4波」以下に 長崎大教授が予測

新型コロナウイルス

安田朋起
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 福岡県新型コロナウイルス緊急事態宣言を10月初めまで続ければ、新規感染者数の次のピークは、再び強い対策をとらなくても5月の「第4波」以下に抑えられそうだとする予測を、長崎大熱帯医学研究所の有吉紅也教授(臨床感染症学)が10日発表した。ワクチンの効果が大きいという。

 有吉教授によると、宣言を延長するほど、いま減少傾向にある新規感染者数が再び増加に転じる時期は遅くなり、次のピークも低くなる。10月4日に解除するシナリオだと、感染者数が100人程度まで減り、次の波が立ち上がるまでにワクチン接種が十分に進むため、改めて緊急事態宣言などを出さなくても、600人に満たない数で11~12月に峠を越えるという。

 ただ、宣言中はいまの減少傾向が続き、解除後も「まん延防止等重点措置」が適用された8月2日以前の対策を続けるのが前提。対策の緩みやワクチン接種の遅れ、新たな変異株の流行などで予測は変わるという。有吉教授は「まだ行動を緩めてはいけない。宣言の解除後も職場や学校、家庭での感染対策を徹底すれば、次の波を抑え込むことができる」と話す。(安田朋起)

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