延長後の緊急事態措置を決定 道コロナ対策本部会議

新型コロナウイルス

中野龍三
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 北海道などに出されている新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言が30日まで延長されることを受け、道は10日、対策本部会議を開き、酒類を提供する飲食店への休業要請など、札幌市など10市町村でより強い対策を継続することを決めた。それ以外の地域では、飲食店が酒類提供できる時間を「午後7時まで」から「午後7時半まで」に緩和する。期間は13~30日。

 道には8月27日から緊急事態宣言が出されており、9月13日からの延長期間もほぼ同様の対策を継続する。

 道内全域では、不要不急の外出自粛や飲食店への午後8時までの時短などを要請。感染者の多い札幌市を含む石狩地域の8市町村と小樽市旭川市は引き続き「特定措置区域」(計10市町村)として、より強い対策を実施する。酒類やカラオケ設備を提供する飲食店には休業、百貨店など大型商業施設には午後8時までの時短と土日セールの自粛、高校に午後4時までの下校などを求める。

 一方で、「特定措置区域」以外では、飲食店での酒類提供について規制を緩和。感染対策で一定の要件を満たせば、これまでの「午後7時まで」を「午後7時半まで」とする。

 対策本部会議で鈴木直道知事は、国がワクチン接種が行き渡る11月ごろを念頭に、行動制限の緩和をめざしていることに触れ、「対策が大きく転換していく可能性がある。今後の動きを踏まえると、ここで感染者数をもう一段減少させ、医療の負荷を低減させなければならない。重要な3週間になる」と指摘した。(中野龍三)

緊急事態宣言延長による道の主な対策(期間は13~30日)※太字は変更した項目

【道内全域】

・不要不急の外出、特に午後8時以降の外出を自粛

・大規模商業施設など混雑した場所への外出半減

・大規模商業施設や百貨店の地下食品売り場での人数制限や入場者整理

・飲食店への午後8時までの時短要請(酒類提供は感染対策の要件を満たした上で午後7時半まで)

・イベントの人数制限(上限5千人、歓声の大きさに応じて収容率制限、酒類提供は午後7時半まで)

・学校行事(運動会、体育祭、修学旅行や宿泊学習)の中止や延期、縮小

・部活動は全道、全国大会に直結する大会に出場する場合に限る

テレワークの活用などで出勤者数7割減を目指す

・道立施設は原則休館。市町村立施設は休館を検討

【特定措置区域(札幌市旭川市小樽市、石狩管内〈江別市千歳市恵庭市北広島市石狩市当別町、新篠津村〉)】

◆上記の措置に加えてより強い措置を実施

・酒類やカラオケ設備を提供する飲食店に休業要請(酒類などの提供がなければ午後8時までの時短)

・商業施設など(百貨店やショッピングセンター、パチンコ店など。生活必需品を除く)に午後8時までの時短要請

・大型商業施設での土日のセールや集客イベントの自粛

・イベントの人数制限(上限5千人かつ収容率50%、酒類提供は行わない)

・高校の時差通学、授業時間削減、午後4時までの下校を徹底

・大学、専門学校は原則オンライン授業

・終電の繰り上げ

・道立施設、市町村立施設は原則休館

※休業・時短要請に応じた店舗には支援金を支給

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