湯浅政明監督「犬王」ベネチア映画祭で公式上映 能楽師らの友情描く

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ベネチア=小原篤
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 湯浅政明監督の長編アニメ「犬王」が9日、イタリアで開催中の第78回ベネチア国際映画祭で公式上映された。ワールドプレミア(世界初上映)に立ち会った湯浅監督は上映終了後に湧き上がった大きな拍手にこたえ、何度も頭を下げた。

 続く質疑応答では主催者側の質問に答え、「ご覧になってくれてありがとうございます。歴史に名を残さなくても、力の限り一生懸命に生きた若者たちを描いた。いろんな歴史があり得ただろうという思いを込めました」と語った。

 「犬王」は、室町時代に実在した異形の能楽師・犬王と、平家の呪いによって盲目になった琵琶法師・友魚(ともな)の友情物語。2人が作り出す舞台を華々しいロックコンサートのように描く。ベネチアでは斬新な作品を集めた第2コンペのオリゾンティ部門に参加している。

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