ランウェー代わりに新作着て演じる映画 いつもと違う空気に記者は…

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編集委員・石飛徳樹
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シネマ三面鏡/編集委員・石飛徳樹

 2日夜、東京・渋谷のKINOHAUS。ユーロスペースの入るビルに、洗練されたファッションのカッコいい人たちが吸い込まれていく。

 短編映画のお披露目に訪れたのだが、いつもの試写とは明らかに空気が異なっている。イケてない昭和オヤジのいでたちは私だけだった。

 それもそのはず。これは東京コレクションのイベントの一つだった。el conductorH(コンダクター)というブランドが、ランウェーショーの代わりに20分の映画「SOMETHING IN THE AIR」を製作した。俳優たちが2022年春夏の新作を身に着けて、リアルな日常空間に登場してくる。

 吉村界人ら演じるバンドが、ツアーのために地方都市のロッジに泊まっている。地元でカルチャー誌を作るメグ(唐田えりか)たちがインタビューにやってくる。憧れのバンドだったが、上から目線で内容のない受け答えに、憧れは徐々に失われていき……。

 新作の服を見せるのが主目的…

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