タリバン、政権発足式を当面見送り 招待国と「調整つかなかった」

有料会員記事アフガニスタン情勢

バンコク=乗京真知、モスクワ=喜田尚
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 アフガニスタンで暫定政権の樹立を宣言したイスラム主義勢力タリバンが、政権発足の式典を当面見合わせる方針であることが、タリバン幹部への取材でわかった。タリバンは関係国に出席を求めたが、調整がつかなかったという。国際社会はタリバンの権力独占に警戒を強め、ロシアは出席しない意向を示した。

 11日に電話取材に応じた幹部によると、タリバンは開催自体は諦めておらず、「来賓の安全な移動や宿泊を確保する必要もあり、時間がかかりそうだ」との見通しを示した。

 また幹部は、7日に発表した政権を「暫定」とした理由にも言及。式典の遅れで権力の空白を生むより、「公的サービスを国民に届けるため、緊急的に閣僚を発表する必要があった」と説明した。

 中東カタール衛星放送アルジャジーラは、タリバンが式典にロシアや中国、パキスタンカタール、トルコ、イランを招待したと伝えていた。

 このうちロシアのペスコフ大…

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