消えかかった横断歩道も 「通学路の危険」、千葉で3500箇所判明

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高室杏子、小木雄太
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 千葉県教育委員会は10日、6月に八街市の通学路で飲酒運転の大型トラックが小学生の列に突っ込み5人が死傷した事故を受けて実施した小学校の通学路の緊急点検の結果を公表した。千葉市以外の53市町村で約3500カ所の危険箇所があった。千葉市分は現在、点検結果をまとめている。

 八街の事故を受けた緊急点検は、県教委が各市町村教育委員会に6月30日に、危険箇所の数や理由などの報告も含めて求め、8月19日に結果報告をまとめた。市町村教委や警察、学校、PTAなどで点検し、自治体教委で精査した3495カ所が公表された。今後、各市町村教委は警察や市町村、県などと10月末までに対策案を作成する。県も9月議会にガードレールの設置など通学路の安全対策に6億8千万円を計上する補正予算案を出す予定だ。

 危険性があるとされたのは交通量が多い(約25%)、歩道が狭い(約21%)、速度超過の車が多い(約16%)、見通しが悪い(約15%)といった場所。横断歩道が消えかかっていたり、草木が歩道にかかっていたりする道もあったという。

 県教委によると、京都府亀岡市で登校中の児童10人が死傷する事故が起きた2012年に全国一斉の緊急点検を実施。県内では約2450カ所の危険箇所が見つかった。八街市の事故現場は含まれていなかったが、今回は危険箇所として数えられた。

 事故現場のあった八街市では1校あたりの危険箇所数が県内で最も多かった。

 市によると、市内には元々歩…

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