目を閉じてボーダーレス 写真展、きょうまで 障害者アートも

玉木祥子
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 県内に住む子どもからお年寄りまで約570人の目を閉じた表情を撮影した「目をつむる写真展」が静岡市駿河区のグランシップで開かれている。京都市の障害者施設で働き、福祉とアートをつなげる活動を続ける成実憲一さん(50)が企画した。12日まで。

 会場には、成実さんが撮影したり、知人同士で撮影し合ったりした約300枚のモノクロのポートレートを展示。普段は見られない「目を閉じた表情」に着目したことについて、成実さんは「目をつむった素の表情が見えることで、障害など関係なく、人と人との距離が縮まる。人とのつながりを感じてほしい」と話す。

 写真展は「誰もがWonderfulアート」(県文化財団、県主催)の一環。裾野市で活動する美術作家の福井揚さんが滋賀県の障害者支援施設の利用者らと制作した貼り絵や、県内の特別支援学校の子どもたちによる絵画や書道作品なども多数展示している。入場無料。問い合わせはグランシップチケットセンター(054・289・9000)。(玉木祥子)