長崎でプレジャーボート衝突事故が2件発生 2人死亡

安斎耕一
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 長崎県佐世保市平戸市の海上で12日、プレジャーボートが絡む衝突事故が2件起き、2人が死亡、1人が行方不明になっている。

 佐世保海上保安部によると、12日午前3時半ごろ、佐世保市黒島の南の海上を那覇から博多に向けて航行中だった貨物船「21盛山丸」(愛媛県今治市)の乗組員から「黒島沖で小型船らしきものにぶつかったかも知れない」と通報があった。

 巡視艇が捜索し、午前6時ごろに転覆したプレジャーボート「久美Ⅹ世」(佐藤恒昭船長)を発見。午前9時前には西に約3キロの沖合で男性1人を見つけたが、死亡が確認された。同9時40分ごろには別のプレジャーボートによって、男の子1人が見つかった。男の子は頭にけがをしているが、意識はあるという。

 佐世保海保によると、見つかった男性は佐藤船長と同じ同県大村市に住む友人(68)で、この日は男性の孫の男の子(12)を含む3人で釣りに出ていたという。海保は行方不明の佐藤船長の捜索を続けている。

 一方、平戸市の薄香(うすか)湾でも12日午前6時すぎ、2隻のプレジャーボートが衝突。平戸海上保安署によると、このうちの「光延丸」の船長で福岡県筑後市の光延(みつのぶ)日出男さん(77)が海に投げ出され、救助されたが、死亡が確認された。

 いずれの事故現場も発生当時の海上は穏やかだったといい、詳しい事故原因を調べている。(安斎耕一)