亡き同僚の男性に告白し「救われた」 20年間の生き方が変わった

有料会員記事

竹田和博
[PR]

 「保健の授業や日ごろの会話で『同性を好きになる人もいる』と言ってもらうだけでも、当事者は安心できます」

 昨年末、富山県砺波市であった高校教員向けの教育研究会。LGBTQを含む性的少数者の支援などに取り組む「レインボーハート富山」の代表佐脇宏史さん(46)は、約40人に呼びかけた。

 高校3年の時、同級生の男子のことが気になった。「同性に関心があるのかもしれない」。そんな自覚と、「自分は気持ち悪い存在なのでは。変な目で見られるのでは」。自己嫌悪と自己否定にさいなまれた。

 以来20年、誰にも打ち明けることができなかった。「彼女いないの?」「結婚しないの?」。そう聞かれるたび、笑ってごまかした。本音で話せず、心から笑った記憶がなかった。

 2012年秋。好意を抱いて…

この記事は有料会員記事です。残り1000文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【10/25まで】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら

Think Gender

Think Gender

男女格差が先進7カ国で最下位の日本。生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダーについて、一緒に考えませんか。[記事一覧へ]