映画「復活の日」を南極で見た、どちらが危険?隔絶された別世界

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中山由美
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 「緑、見えた?」「見えたような……気がする」

 2020年2月、南極の夏の白夜も終わり、太陽が沈む季節になると、日没を狙ってカメラを構える数人の隊員たちと私。こんな光景が何日も繰り返された。

 夕日が沈みかけ、最後の陽光が地平線に消える瞬間、緑に光る「グリーンフラッシュ」を狙う。目で見えてもカメラがとらえる光や色は違うので、うまく撮れない。国内でも見られる現象だが、空気がすんだ南極は見られる条件もいい。

9月25日 南極記者サロン

南極の自然、地球の過去から現在、未来を探る観測について聞いてみたいことはありませんか?オンラインイベント「南極のこと、いろいろ聞いちゃおう!」で南極スペシャリストと極地記者が皆様の質問に答えます。生出演して質問したいお子さまも募集します。25日(土)午後2時から、参加無料。お申し込みはサイト(https://ciy.digital.asahi.com/ciy/11005556別ウインドウで開きます別ウインドウで開きます)またはQRコードから。

 寒さだけではなく、太陽が出ている時間や高さの変化で季節のうつろいを鮮烈に感じる。一日一日、冬に向かっているのがわかる。

 そんな折、「南極で最高気温18・3度」とニュースがネットに流れた。友人から「すごいね」、東京本社社会部からは「昭和基地は? 温暖化で何か書くことない?」とメールが来た。私の返事は「いえ、ここでは特に何も」。

 というのも2月6日、南米南…

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