北朝鮮の巡航ミサイル試射「平和と安全脅かす」 加藤官房長官

[PR]

 北朝鮮が新型長距離巡航ミサイルの試射に成功し、1500キロ先の標的に命中したと報じられたことについて、加藤勝信官房長官は13日午前の記者会見で「1500キロを航行するミサイル発射が事実とすれば、日本を取り巻く地域の平和と安全を脅かすものであり、日本としては懸念を有している」と述べた。

 北朝鮮朝鮮中央通信が、11、12両日に発射された巡航ミサイルは楕円(だえん)や8の字の軌道を描き、7580秒(約2時間6分)で1500キロ先の標的に命中したと報道。加藤氏は会見で「日本のEEZ(排他的経済水域)などに対し、飛行、飛来があったかは確認していない」と述べた。

 弾道ミサイルと違い、巡航ミサイル発射国連安全保障理事会の制裁決議違反には当たらない。ただ、加藤氏は「国連安保理は2017年12月の決議で、北朝鮮が弾道ミサイル技術を使用したいかなる発射も実施してはならない旨の決定を再確認している。今回の事案がそれに当たるのかどうか、詳細の分析を行っている。北朝鮮側に対する対応もその中で判断していきたい」と話した。