大雨義援金配分、土石流遺族や住宅被害に 県と熱海市

玉木祥子、村野英一
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 【静岡】県と熱海市は10日、同市で発生した土石流など7月の大雨被害で寄せられた義援金の第1回配分の対象や金額を決定し、発表した。死傷者や住宅被害などに配分される。

 県によると、県と県共同募金会、日本赤十字社県支部に寄せられた義援金は1日現在で1億8761万4319円。このうち1億5229万円を熱海市沼津市富士市など12市町に配分し、土石流で甚大な被害が出た熱海市には最も多い1億2961万円を配分する。

 死者・行方不明者が出た場合や、住宅が全壊した世帯に各110万円を配る。死者・行方不明者は27人、全壊住宅は熱海市の77世帯と沼津市の1世帯が該当する。第2回配分決定は11月以降を予定し、義援金の受け付けは10月31日までとしている。

 一方、熱海市は市に寄せられた義援金について、死亡者1人の家族と全壊した住宅の1世帯に、各300万円を配ると決めた。6日までに寄せられた義援金約7億1300万円のうち、今回は3億6250万円を配分する。

 重傷者1人には50万円、大規模半壊から一部損壊までの住宅の1世帯にも50万円、立ち入りをできない警戒区域内に損壊のない住宅がある世帯にも50万円を配る。第2回の配分決定は10月中。市は義援金を来年3月まで受け付けている。(玉木祥子、村野英一)