警察庁長官に中村格氏、警視総監に大石吉彦氏が就任へ 閣議で承認

[PR]

 警察庁の松本光弘長官(60)と警視庁の斉藤実警視総監(59)が辞職し、後任の第29代長官に中村格(いたる)次長(58)、第97代警視総監に大石吉彦警備局長(58)が就く人事が14日、閣議で承認された。発令は長官が22日付、総監が16日付。

 中村氏は東大卒で1986年に警察庁に入った。警視庁刑事部長や警察庁組織犯罪対策部長、長官官房長などを経て20年1月から次長。刑事畑が長い。

 大石氏は東大卒で86年に警察庁に入った。内閣官房内閣参事官や警備課長などを経て、19年1月から警備局長。警備畑や危機管理部門の経験が豊富だ。

 中村氏は官房長官秘書官を5年半、大石氏は首相秘書官を6年超と、いずれも長期にわたり務めた。

 松本氏は20年1月に長官に就任。「サイバー局」の来年度の設置構想をはじめ、サイバー事案に対処する体制の強化などを進めた。斉藤氏は20年1月に警視総監に就き、東京五輪パラリンピックの警備を指揮したほか、外事部門の中国と北朝鮮に関する情報収集体制を強化した。

警察庁人事

 (16日付)警視総監(警備局長)大石吉彦▽警備局長(総括審議官兼交通局付兼警備局付)桜沢健一▽総括審議官(外事情報部長)近藤知尚▽外事情報部長(警視庁公安部長)迫田裕治▽交通局長(長官官房付)楠芳伸

 辞職(警視総監)斉藤実、(交通局長)高木勇人

 (22日付)長官(次長)中村格▽次長(長官官房長)露木康浩▽長官官房長(長官官房付)小島裕史▽生活安全局長(警視庁副総監)緒方禎己▽警視庁副総監(組織犯罪対策部長兼生活安全局付兼刑事局付)大賀真一▽組織犯罪対策部長兼生活安全局付兼刑事局付(警視庁刑事部長)渡辺国佳

 辞職(長官)松本光弘、(生活安全局長)小田部耕治

略歴

 【警察庁長官

 中村 格氏(なかむら・いたる)東大卒、86年に警察庁に入り、警視庁刑事部長、警察庁組織犯罪対策部長、長官官房長などを経て20年1月から次長。58歳。

 【警視総監

 大石 吉彦氏(おおいし・よしひこ)東大卒、86年に警察庁に入り、内閣官房内閣参事官、警備課長、首相秘書官などを経て、19年1月から警備局長。58歳。

 【警察庁次長】

 露木 康浩氏(つゆき・やすひろ)京大卒、86年に警察庁に入り、警視庁刑事部長、警察庁組織犯罪対策部長、刑事局長などを経て20年1月から長官官房長。58歳。