ネット中傷に懲役刑も…侮辱罪の厳罰化議論へ 木村花さんらも被害

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伊藤和也
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 インターネット上で相次ぐ誹謗(ひぼう)中傷の被害を防ぐため、公然と人を侮辱した場合に適用される侮辱罪を厳罰化する刑法改正が法制審議会(法相の諮問機関)で議論されることになった。拘留(1日以上30日未満の収容)と科料(千円以上1万円未満の徴収)としている法定刑に、1年以下の懲役・禁錮と30万円以下の罰金を追加し、これにより公訴時効も1年から3年に延ばすことが主な論点だ。

 上川陽子法相が14日の記者会見で、16日の法制審に諮問する考えを明らかにした。答申を受け、法務省は来年の通常国会に改正法案を提出する方針。

 ネット社会の定着とともに中傷被害も深刻化している。昨年5月にはプロレスラーの木村花さん(当時22)が、テレビ番組での言動をめぐりSNSで繰り返し中傷を受けた末に自ら命を絶った。翌6月から法務省は侮辱罪の見直しに向けて検討してきた。

 侮辱罪は、大勢の前で「バカ…

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