文部科学事務次官に義本博司氏就任へ 接待で処分歴も

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 政府は14日の閣議で、文部科学省の藤原誠事務次官が辞職し、後任に義本博司総合教育政策局長が就任する人事を決めた。杉野剛研究振興局長も辞職し、後任に池田貴城教育再生実行会議担当室長が就く。義本氏の後任には藤原章夫内閣官房内閣審議官が就く。発令はいずれも21日付。

 義本氏は1984年に旧文部省に入省。高等教育局長だった2018年、文科省をめぐる汚職事件で贈賄罪で起訴された医療コンサルタント会社元役員から接待を受けていたとして減給処分を受けた。19年1月に大学入試センター理事に出向し、今年1月から現職だった。萩生田光一文科相は14日の会見で「適材適所」と述べた。

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