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イスラエル、感染した子1割に後遺症 ワクチン接種「4回目」も準備

新型コロナウイルス

清宮涼
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 イスラエル保健省は13日、新型コロナウイルスに感染した子どものうち、1割超に味覚や嗅覚(きゅうかく)の異常などの後遺症が見られた、との調査結果を発表した。

 発表によると、今年5月31日から6月13日にかけ、新型コロナから回復した3~18歳の子どもを持つ親1万3834人に電話調査したところ、11・2%に後遺症が見られた。発症から6カ月経過した後にも後遺症があったのは、3~6歳で1・8%、12~18歳で4・6%だった。ワクチン接種の有無との関連は明らかにしていない。

 また米ブルームバーグ通信によると、保健省の高官は12日、新型コロナワクチンについて、4回目の接種に必要な量の確保に向けて準備をしていることを地元メディアに明らかにした。高官は、「いつ(4回目が)必要になるかわからない。3回目接種の効果が持続し、6カ月以内とはならないことを期待している」と述べた。

 イスラエルでは今年8月から、2回目接種から5カ月以上経った人を対象に、免疫力を高める「ブースター」と呼ばれる3回目の接種を始め、対象を12歳以上にまで拡大している。すでに人口の3割超にあたる約290万人が3回目の接種を終えた。

 イスラエルの保健機構は、60歳以上を対象にした調査で、3回目の接種をした人は2回接種の人に比べ、発症を86%減らす効果があったとする暫定的な調査結果を発表している。ただ、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は途上国などワクチン接種が進まない国々との格差を問題視し、3回目の接種を少なくとも年末まで控えるよう呼びかけている。清宮涼

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