加速するジェンダーレスファッション、22年春夏東京コレクション

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リュウノスケオカザキ
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 国内外の48ブランドが参加した2022年春夏の東京コレクション(楽天ファッションウィーク東京)が、8月30日から9月4日まで東京都内であった。約4割が観客を入れたショーを開催。強烈な印象を残した初参加ブランドもあり、新たな才能の開花を予感させた。男女の境をあいまいにする「ジェンダーレス」な表現が、さらなる広がりをみせている。

 初参加のリュウノスケオカザキが圧倒的な迫力で存在感を示した。アートのようなカラフルで巨大なドレスは、モデルが歩くたび弾むように揺れる。ショーが終わったあとの会場は、驚きを口にする観客の声でざわめいていた。

 デザイナーの岡﨑龍之祐は、この春に東京芸大大学院美術研究科のデザイン専攻を首席で修了した25歳。縄文土器などから着想を得て、リブや軽量のニットに芯材を入れたパーツを組みあわせ造形したという。岡﨑は「これからも唯一無二の表現を模索していきたい」と語る。

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リュウノスケオカザキ

 ジェンダーレスや「らしさ」からの解放は若手ブランドでも目立った。

 2016年設立のノブユキマツイ(松井信之)は東京・浅草橋の工房でショーを開き、白いレースを使ったジャケットやシャツなどを発表した。松井は「作っているのはあくまで紳士服。レースは女性が身につけるものという印象を打ち消したい」。

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ノブユキマツイ

 初参加のアヤーム(竹島綾)…

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