渡辺えりさん「生の演劇は生きる力与える」 アイホール存続を要望

中塚久美子
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 兵庫県伊丹市が今後のあり方を検討している市立演劇ホール「アイホール」について、俳優の渡辺えりさんが14日、同市役所を訪れ、演劇ホールとしての存続を求める要望書を藤原保幸市長に手渡した。日本劇作家協会会長を務める渡辺さんは「生の演劇は客観的に自分の人生を見つめ、生きる力を与えるもの。つぶさないですむよう、伊丹市民と一緒にアイホールを支えていきたい」と訴えた。

 同ホールは1988年に開館し、関西の舞台芸術の拠点として親しまれてきた。市は、年間約9千万円の指定管理料や市民利用率の低さなどを理由に、今後のあり方を検討している。8月下旬には、市民らが約8千筆の署名を市に提出し、演劇ホール存続へ向けて市と市民の話し合いの場を設けることを求めた。中塚久美子