JTBが本社ビルを売却 手元資金確保急ぐ

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 旅行大手JTBが東京都品川区の本社ビルを含む自社ビル2棟を売却していたことがわかった。売却額は非公表。コロナ禍で旅行需要の低迷が長期化するなか、手元資金を厚くする狙い。売却後も賃貸契約を結び、入居は続けている。

 同社の2021年3月期決算は売上高が前年比7割減、純損益は過去最大の1051億円の赤字だった。財務基盤を強化するため、みずほ銀行や政府系の日本政策投資銀行などから9月末に計300億円の資本支援を受けることも決まっている。

 旅行業界ではエイチ・アイ・エスも9月1日付で東京都港区の本社オフィスを売却し、賃貸契約での入居に切り替えている。