今度は「ロビン」が来る 8体目のワンピース像 10月、南阿蘇村に

伊藤秀樹
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 人気漫画「ワンピース」のロビン像が10月9日、熊本県南阿蘇村の旧東海大学阿蘇キャンパスにお目見えする。設置を進める熊本県が発表した。ワンピースに登場する「麦わらの一味」らの像の設置は県内で8体目になる。

 熊本地震の被災地を応援しようと、作者の漫画家・尾田栄一郎さん=熊本市出身=の協力を得て、2018年11月に主人公ルフィ像が県庁前に完成。被災した県内各地に仲間の像の設置を進め、今年7月末には7体目となるナミ像が西原村に設置された。県は計10体をつくる予定。

 ロビンは考古学者南阿蘇村の「復興」が花開くよう、歴史の語り部として研究を重ね、記憶と教訓を語り継ぐ手助けをするという設定だ。除幕式は10月9日午前11時から。新型コロナウイルス感染防止のため関係者のみが参加し、ユーチューブでライブ配信する。

 農学部生約800人が学んでいた旧阿蘇キャンパスは、敷地内に断層があり、大学近くに住んでいた学生3人が亡くなった。県は校舎や地表に現れた断層を震災遺構として保存し、昨年8月から一般公開している。地震の記憶や教訓を伝える中核施設として体験・展示施設も新たに造り、23年度のオープンをめざしている。

 蒲島郁夫知事は今月8日の会見で「除幕の瞬間を楽しみにされている世界中の皆様にリアルタイムで式の様子をお届けし、一緒に喜びを分かち合いたい」と語った。(伊藤秀樹)