JR前橋駅高架化35周年イベント 10月9日に

角津栄一
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 【群馬】JR東日本高崎支社は14日、前橋駅が高架化してから35周年となるのを記念して10月9日に駅構内や北口広場でイベント「まえきフェス」を開催すると発表した。旧駅舎の写真を展示するほか、鉄道部品の販売会もある。

 子ども向けのイベントでは、線路を走行して異常がないか点検をする軌道自動自転車に座って記念撮影ができたり、線路に触れたりすることができる。このほか、旧駅舎の写真を利用した包装紙を使った弁当を限定販売。地域事業者と連携し、ジャムや漬物、野菜、コーヒーなども出店する。

 当日、入場券を購入した人には高架化前の駅前の様子や列車の写真を配した台紙を先着350人に提供する。旧駅舎の写真展は10月末まで。

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 35年前に高架化したJR前橋駅の旧駅舎を記録に残しておこうと、阿部勇一さん(55)=埼玉県在住=は約4年間にわたって撮影を続けた。2015年には写真集を自費出版した。

 当時、阿部さんは前橋市在住で、カメラ店を営む親戚の影響で中1のころから市内の建物や風景、鉄道をフィルムに収めていた。

 「近い将来解体される建物の記録を残しておこうと旧駅舎の撮影を始めました。しゃれた洋風建築の建物で、駅前の噴水広場と調和して、県都を代表する建物であったと思います。民間会社が移築復元させる計画もあったようですが、結局頓挫してしまったのは残念です」(角津栄一)