福島第一原発建屋上部で高い放射線量 燃料デブリ並み、廃炉に影響も

会員記事

川村剛志
【動画】福島第一原発2号機内の高濃度汚染部分で放射線量を調査=原子力規制委員会提供
[PR]

 東京電力福島第一原発事故を調査している原子力規制委員会は14日、2号機の原子炉格納容器の真上にあるふたの表面付近で、従来の想定を上回る毎時1・2シーベルトの高い放射線量を確認したと発表した。厚さ60センチのふたを隔てた内側に、核燃料が溶けたデブリに匹敵する汚染源があることが原因で、廃炉作業の手順の見直しを迫られる可能性もあるという。

 同日開かれた規制委の会合で測定結果を報告した。

 ふたは直径約12メートルの円形で、厚さ約60センチの鉄筋コンクリート製。「シールドプラグ」と呼ばれ、炉心からの放射線を遮るために3枚重ねで設置されていた。作業時には取り外して、格納容器内への出入り口となる。上から1枚目と2枚目の間に、事故時に漏れた放射性セシウムが大量に付着しているという。

 規制委と東電は今月9日、遠隔ロボットで1枚目のふた表面にある2カ所の穴(深さ7センチ)に線量計を差し込んで放射線量を測定。中央付近の深さ4センチ付近で毎時1・2シーベルトだった。

 規制委はふたの内側にある汚…

この記事は会員記事です。残り335文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。

【10/25まで】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら