20年間で4千kgのゴミ集める 奄美大島の中学校を国が表彰

奄美通信員・神田和明
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 学校近くの海岸で20年にわたり清掃活動を続ける鹿児島県奄美大島の龍郷町立龍北(りゅうほく)中(生徒13人)が、今年の国土交通大臣表彰を受賞した。7日に伝達式があり、奄美海上保安部の矢野秀樹部長から賞状と盾を手渡された志風(しかぜ)寛校長は「生徒が環境問題を考える良いきっかけになっている」と喜びを語った。

 7月の「海の日」に合わせ国が海事関係功労者などを表彰している。今年は29団体、158人が受賞した。龍北中は「海をきれいにするための一般協力者」として選ばれた。

 龍北中は「リサーチきょら活動」として2001年から毎年1回、全生徒が地区内の嘉渡(かど)海岸で漂着ゴミなどを集め、プラスチックや木材、漁具など種類ごとに分類している。20年間で約4千キロのゴミを集めた。

 3年の池田亜翔夢(あとむ)さん(15)は「海をきれいにしたいという気持ちと努力が評価されてうれしい」。今年初めて清掃活動に参加した1年の槻木(つきぎ)心美(こころ)さん(12)は「活動を通して海についての問題を考える良い機会になった」と話した。(奄美通信員・神田和明)