「007」の穴をジブリが埋めた 国内の映画公開本数、5年ぶり減少

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阿久沢悦子
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数字は語る

 新型コロナウイルス感染拡大により制作・興行とも大きな影響を受けた映画産業。2020年の日本国内での映画の公開本数は前年より261本少ない1017本だった(日本映画製作者連盟調べ)。減少に転じるのは15年以来5年ぶり。

 内訳は日本映画506本、外国映画511本。世界的な感染拡大を受け、「007」「ワイルド・スピード」などのシリーズ最新作が年をまたぐ公開延期に。劇映画の新作は約2割減り、その分、「ジブリのアニメーション特集」や旧作上映が増えた。

 公開規模別に統計をとっているコミュニティシネマセンター(東京都渋谷区)によると、主としてシネコンの「150館以上」で公開された映画は95本と前年比約3割減。一方、シネコンとミニシアターの双方で上映された公開規模「50~149館」の映画は226本と15%増。特に外国映画が75本から122本へと大幅に増えた。同センターの岩崎ゆう子事務局長は「メジャーな大作はシネコン、アート系はミニシアターという明確な線引きがなくなりつつある」と言う。

 そんな中でも、ミニシアター…

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