メダルかじりを市議会が批判 河村たかし名古屋市長は給与減額を提案

関謙次
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 【愛知】開会中の名古屋市議会で15日、東京五輪選手の金メダルをかじった河村たかし市長を厳しく批判する質問が相次いだ。河村氏は「私がすべて悪かった」と謝罪を繰り返し、自身の処分として給与を3カ月間(計150万円)全額削減する条例案の可決を求めた。

 この日から個人質問が始まり、主要5会派がそろってこの問題を取り上げた。

 市側は、苦情のメールなどが10日までに1万5787件に上ったことや、市との連携協定締結を調整していた民間2社から保留の申し出があったことを報告。河村氏の対外行事への参加自粛を、給与削減の期間中は続ける方針も示した。

 河村氏が自筆し「字が汚い」などと批判された職員向けの謝罪文についても取り上げられた。河村氏は「6日ぐらい前に書き、清書せないかんかったが、手続き(のミス)でそのまま出てしまった」と釈明した。辞職の可能性を問われると「自省、猛省、自戒しながらやっていきたい」と否定した。

 給与削減の条例案は29日に採決される予定。議員からは「身勝手な振る舞いと金銭がどうつながるのか」「議会に一定の責任がかかることに違和感がある」との指摘もあった。(関謙次)