小6自殺「いじめは家までついてくる」配られたタブレット端末で何が

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前川浩之、武田啓亮 伊藤和行 阿部朋美、三島あずさ、編集委員・宮坂麻子
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 東京都町田市で昨年11月、小学6年の女子児童(当時12)が同級生からのいじめを訴える遺書を残して自殺した。両親は、学校で配られたタブレット端末を使って悪口が書き込まれたとしており、文部科学省は事実確認に乗り出した。何が起きていたのか。今年度から全国の小中学校で「1人1台」配られた端末の利用や規制の実態は、どうなっているのか。

 亡くなった女子児童が通っていた町田市立の小学校は、全国に先んじて2019年度からタブレット端末が順次配備されていた。授業中などに意見を自由に書き込めるチャット機能があり、それがいじめに悪用されたと、女子児童の両親は訴えている。

 市教育委員会によると、昨年9月、学校はアンケートで「児童間のトラブル」を把握。関係する児童を指導し、経過観察していたという。だが、両親によると、これ以降もいじめが続いていたとみられる。両親が同級生らに聞いたところ、端末上で「うざい」「きもい」といった悪口の書き込みがあった、という証言が複数あった。

 市教委から説明を受けた文部科学省によると、悪口を書いたと話す子どもはいたが、端末を調べても、書き込みは確認できていない。市教委は「いじめはあったが自殺との因果関係は調査中」と説明し、端末の履歴の調査を続けているという。

ログインIDは出席番号 パスワードは…

 各児童に割り振られる端末の…

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