中国、観客入れて大規模「運動会」 選手1万人超で冬季五輪テストか

北京=高田正幸
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 中国で4年に1度開かれる中国最大のスポーツの祭典「全国運動会」が15日、陝西省西安で開幕した。大会は新型コロナウイルス感染防止のための厳格なルールの下、観客を入れて開催。来年2月に開幕する北京冬季五輪のテストケースになるとみられている。

 地元紙の陝西日報などによると、観客数は各会場の上限の8割までに制限された。観客は14日前までにワクチン接種を終えていることや、72時間以内のPCR検査の陰性証明の提示が求められる。中国政府は冬季五輪で観客を入れるかどうかを明言しておらず、全国運動会を通じて感染拡大リスクの程度を判断する材料とする考えとみられる。

 また、全国各地から参加する約1万2千人余りの選手のほかコーチ、メディア関係者などに対しては大会期間中、外部との接触を禁じる「バブル方式」が採用される。国家体育総局幹部は、大会を通じて「感染ゼロ」を目指すとしている。(北京=高田正幸)