めざせ「100万人パレード」 ラグビー代表スポンサーの新企画とは

野村周平
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 2023年9月のラグビー・ワールドカップ(W杯)フランス大会開幕まで2年を切った。19年W杯日本大会を協賛した三菱地所は日本代表のスポンサーとなり、熱狂を再現すべく新たな取り組みを始めた。

 「日本代表を10万人のファンでフランスへ送り出し、大会後は100万人のファンで出迎えたい」

 同社の高田晋作・ラグビーマーケティング室長は15日、新プロジェクトの発表記者会見で力を込めた。

 2年前のW杯で日本代表は史上初めて8強に進出。大会後には同社の協力の下、東京・丸の内仲通りでファンへの感謝パレードを行い、約5万人の観衆が集まった。高田氏は「まるでスタジアムのようだった」と当時を振り返る。

 2年後の新型コロナの感染状況は予測できない。丸の内に10万人や100万人を集めるのは物理的にも難しいが、高田氏は「オンラインで全国の皆さんに見て頂けるシステムを考えていきたい。画面越しでも体感できるパレードをできれば」と構想を膨らませる。

 目標の実現には愛好家のみならず、「にわかファン」と呼ばれたライト層へのアプローチが欠かせない。ラグビー日本代表は昨年、新型コロナの影響で活動ができず、露出が減っている。

 同社は日本大会前から、ラグビーを通じて社会をよりよくして、さらにラグビーファンも増やそうと、「丸の内15丁目プロジェクト」を展開していた。

 その一つで、ラグビーを通じて社会課題の解決をめざす「楕縁(だえん)大学」の第1回が20日午後2時から、元日本代表主将の廣瀬俊朗さんを学長に招いて「開学」する。がん撲滅に取り組むラグビーチームの活動を紹介する講義をオンラインで開く予定だ。ジェンダーセカンドキャリア、部活動などの課題に対するアクションを参加者たちと考える。

 廣瀬さんは「コロナ禍で満足にスポーツをできない学生アスリートもいる。地域の課題にスポーツがどう貢献できるかを考えることもできる。大学を通じてラグビーと社会の接点がもっと多くなるといい」と語る。

 費用は無料で、だれでも参加できる。申し込みはhttps://marunouchi15.com/content/info/2687/別ウインドウで開きますから。講義は月1回程度開き、実際の大学のように受講者が単位を取れる仕組みなども検討していくという。(野村周平)