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佐世保郵便局でクラスター、最大6万通が滞る 配達員全員が配れず

原口晋也
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 今月上旬に起きた新型コロナウイルスの集団感染により、長崎県佐世保市佐世保郵便局は手紙やはがきの配達が最大約6万通滞る事態となった。配達員74人のうち12人が感染、残りも濃厚接触者として自宅待機を余儀なくされたためだ。日本郵便九州支社(熊本市)によると、配達が正常化するのは今月末から10月初旬になる見通しだ。

 同支社の説明では、郵便局の配達員全員がコロナの影響で配達ができなくなったのは全国でも初。

 同郵便局では今月3日に2人の感染が判明後、配達員12人と総務部職員2人の計14人が感染。10日には書留や速達などを除く普通郵便物約6万通が配達されないままになった。書留や速達も遅配となり、市内中心部あてのゆうパックなどの引き受けも停止した。

 現在、同支社や県内の近隣局から応援を受け、速達などを優先して配っている。13日からは応援組の40人ほどが慣れない土地を回っている。自宅待機中の配達員が出勤できるようになるのは21日の予定。

 日本郵便は「心配と不便をお掛けして申し訳ない。少しでも早く正常化できるようにし、保健所の指導を受けて感染対策の徹底を図りたい」としている。(原口晋也)