ダチョウの抗体を使ったマスクやアメ ふるさと納税の返礼品に

甲斐俊作
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 京都府精華町は、ふるさと納税の返礼品に、ダチョウ抗体を使ったマスクとキャンディーを加えると発表した。マスクなどを開発した塚本康浩さんが学長を務める京都府立大が町と連携協定を結んでいる縁で決まった。

 ダチョウ抗体マスクは、塚本さんが2006年から、町内のけいはんな学研都市の施設で開発に取り組み、季節性インフルエンザ花粉症対策用のマスクとして製品化した。ダチョウの強い免疫力に着目し、卵から抽出した抗体がフィルターに浸透させてある。

 マスクは納税額1万7千円の返礼品として、25枚入りの1箱が贈られる。3種類のサイズがある。キャンディーは1万4千円の返礼品で、3袋が贈られる。

 8月、杉浦正省町長とともに記者会見した塚本さんは「これまでは医療現場を中心に届けていたが、量産化ができるようになったので地域に貢献したい」と語った。

 町は17年度に「ふるさと納税赤字日本一の町」になった。広報キャラクター「京町セイカ」を活用するなどしてふるさと納税に力を入れている。杉浦町長は「世界を脅かしているコロナ禍にあって、地元で開発されたマスクなどの提供をいただき、非常にありがたい」と話した。

 マスクなどの問い合わせは府立大企画・地域連携課(075・703・5356)、納税については町財政課(0774・95・1914)へ。(甲斐俊作)