護衛はタリバン、防弾車で移動 アフガンで難民支援続ける日本人

[PR]

 イスラム主義勢力タリバンが権力を握ったアフガニスタンで、現地に残って難民支援を続ける日本人男性がいる。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)カブール事務所でシニア緊急対応コーディネーターを務める森山毅さんだ。森山さんがオンライン取材に応じ、現地の様子を語った。

 「タリバンから女性は外に出ないようにと言われ、女性スタッフが現場に出て働きづらくなっている」

 約300万人いるとされた国内避難民は、今年に入ってさらに50万人以上増えた。その約8割は、女性と子どもだ。

 避難生活で女性が何を必要としているのか。女性スタッフによる難民キャンプの現場での聞き取りができないと、把握しにくくなってしまうという。男女を問わず、この1カ月、カブールの事務所から各地の現場に行くことはできなくなっている。

 タリバン側から「これからも活動を続けてほしいと言われた」というが、女性スタッフを含めて従来通りの活動ができるかは「不透明だ」という。タリバンは女児の通学を認めた一方、女性の就労に「イスラム法の範囲内」との条件を付けている。

 森山さんは女性教育に力を入…

この記事は有料会員記事です。残り786文字有料会員になると続きをお読みいただけます。