ロシア下院選17日から投票 注目は反政府感情強い極東ハバロフスク

有料会員記事

ハバロフスク=石橋亮介
[PR]

 ロシア下院選(定数450)の投票が17~19日に実施される。注目の選挙区の一つが極東のハバロフスク地方。昨年夏の前知事の逮捕に抗議する激しいデモが起きるなど反政権感情が強いからだ。プーチン政権は引き締めを強めているが、与党候補が勝っても負けても、難しい対応を迫られる可能性がある。(ハバロフスク=石橋亮介)

 「住所が役所の登録と違う」「青色でなく黒いペンが使われている」

 ハバロフスク市のアントン・フルガルさん(30)は立候補を表明した後の8月中旬、市の選挙管理委員会に呼び出されてこう告げられた。無所属候補に必要な有権者約1万6千人の署名に不備があるとして、立候補が認められなかった。

 もう一つの選挙区でも無所属候補は立候補できず、同地方の候補は与党の統一ロシアと政権に従順な「体制内野党」の自民党共産党など。アントンさんは「当選者は決まっており、与党の脅威になると排除される」と訴える。

 実はアントンさんの父はフル…

この記事は有料会員記事です。残り819文字有料会員になると続きをお読みいただけます。