【詳報】岸田・高市・野田3氏「低所得世帯に10万円」河野氏は留保
自民党総裁選が17日、告示されました。現総裁の菅義偉首相の後任を争い、河野太郎行政改革相(58)、岸田文雄前政調会長(64)、高市早苗前総務相(60)、野田聖子幹事長代行(61)が立候補を届け出ました。17日の動きを追います。
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「野田首相」なら高市氏が入閣?
「閣僚の半数は女性」との目標を掲げた自民党の野田聖子幹事長代行は、日本テレビの収録番組で、首相になったら高市早苗前総務相に入閣を求める考えを明らかにした。閣僚候補を具体的に名前を挙げるよう求められ、隣に座っていた高市氏を指さした。
また、河野太郎行政改革相、岸田文雄前政調会長、高市氏、野田氏の4候補はいずれも、総裁に就いた場合、その後の人事で派閥からの推薦を受けない考えを示した。河野氏は「能力のある人をしっかり登用するのは大事だ」、岸田氏は「チーム力が発揮できる人事を行わなければいけない」と強調。高市氏も「適材適所が大事だ」と語った。
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3氏が「低所得世帯に10万円給付」賛意
自民党総裁選に立候補した4氏は日本テレビの収録番組で、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行の3氏が「新型コロナウイルスの影響で苦しむ低所得世帯などへの10万円給付」に賛意を示した。岸田氏は「困っている方に現金で直接支給することは大事だ」と強調した。
河野太郎行政改革相は「給付は必要だと思うが、金額については精査しなければいけない」と回答を留保した。
感染拡大に歯止めがかからないような局面でロックダウン(都市封鎖)を可能とする仕組みづくりをめぐっては、河野、岸田、高市の3氏が必要だとの認識を示した。
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靖国参拝どうする?河野・野田氏は「×」
自民党総裁選に立候補した4…
- 【視点】
コロナ対策、経済、安全保障など多くの争点がありますが、今回自民党が本当に変わるか否かのポイントとして、原発・エネルギー対策が注目を集めています。実はこの問題についても、昭和から続く原発利権を軸にした「モノカルチャー政治」から、自民党が政策決
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