生きづらさ抱える人のアート展示 「北の病展」 札幌市で開催

川村さくら
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 精神疾患や発達障害などで生きづらさを感じながら暮らす人の作品を展示する「北の病展」(https://kitanoyamaiten.wixsite.com/kitanoyamai別ウインドウで開きます)が16日、札幌市中央区の「アートスペース201」で始まった。

 同展は2016年に始まり、今回は高校生から50代までの46人が参加。絵画や写真、小説、人形などさまざまな表現が並ぶ。

 展示会を主宰するアーティストのはなびさん(32)は「私たちは今ここにいる」をテーマにする。自身も不安障害などがあり、就労継続支援B型事業所に通い生活している。精神科に通院し、精神安定剤抗うつ剤を処方してもらう。今回は自傷の痕があったり、薬瓶に囲まれたりした女性の写真を出展した。「日常に突然訪れる心のなかのどろどろした感情を表現しました」と話す。

 展示会を続けるのは「来年の予定を決めて、またみんなで集まれるのがうれしい」からだという。生きづらさを表現したアートを見てもらい、同じように苦しむ人たちにも仲間がいると感じて欲しいと願っている。

 会場は札幌市中央区南2条西1丁目7―8の山口中央ビルの6階。21日までで、入場無料。平日は午後1時~午後8時、土日祝は午前11時~午後6時、最終日の21日は午後1~4時。(川村さくら)