柳条湖事件90年、中国がゆかりの兵営を修復 記念館として整備

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瀋陽=平井良和
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 満州事変の契機となった柳条湖事件(1931年)から18日で90年となる中、中国・瀋陽市で事件と関わりの深い中国軍の兵営「北大営」の建物の修復が進められている。中国国営新華社通信は今年2月、事件90年に向けて記念館として整備されると報じていた。

 事件では、日本の関東軍が柳条湖付近の南満州鉄道の線路を爆破し、「中国軍のしわざ」として張学良が率いる中国東北軍を攻撃。その際に攻め込んだのが北大営だ。3棟のれんが造りの平屋の建物が残っていて、7月ごろから本格的な改修工事が進められている。現地に掲げられた計画図によると、3棟が記念館の建物として歴史史料の展示などに利用されることになっている。

 中国共産党習近平(シーチンピン)指導部は近年、抗日戦争の期間の解釈を盧溝橋事件(37年)以降の「8年間」から、柳条湖事件以降の「14年間」に変えており、新華社通信は北大営での同国軍の応戦を「抗日戦争の始まりを記憶にとどめる座標」と位置づけている。

 事件があった9月18日には…

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