安倍前首相、多数派工作に動く 河野氏の1回目「過半数阻止」狙う

[PR]

 自民党総裁選は、党内7派閥のうち6派閥が事実上の自主投票となる異例の展開のまま17日の告示を迎える。次の衆院選を前に「本命」が見定められず、決選投票にもつれこむことも見据えた多数派工作が激しさを増している。

 16日昼、東京都内のホテルで開かれた河野太郎行政改革相を支援する会合。中堅・若手を中心に約30人の議員が派閥横断で集まり、壇上には石破茂元幹事長と小泉進次郎環境相の2人が並んだ。

 河野氏は会場には姿を現さず、ビデオメッセージであいさつ。「石破さんや小泉さん、そして皆さんと一緒に次の時代の自民党に改革し、前に進める日本の国をつくっていきたい」と語った。

 総裁選は1回目の投票で過半数を得た候補がいない場合、上位2人による決選投票が行われる。河野氏陣営は、国会議員票と党員・党友票(地方票)が同数の1回目の投票で、河野、石破、小泉各氏の知名度の高さをテコに、一発で過半数を得て勝利するシナリオを描く。

河野氏 決選投票になると危機

 背景にあるのは国会議員への…

この記事は有料会員記事です。残り793文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る!】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら