北朝鮮ミサイル、変則軌道に惑わされた日本 挑発の背景には三重苦

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鈴木拓也=ソウル、松山尚幹 ソウル=神谷毅
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 北朝鮮朝鮮中央通信は16日、列車からミサイルを発射する写真を配信し、新設された「鉄道機動ミサイル連隊」が、15日に中部の山岳地帯から射撃訓練したと伝えた。同日に発射された弾道ミサイルとみられる。ミサイルは変則的な軌道で飛んだと分析されており、落下地点をめぐる日本政府の当初の推定のずれにつながった模様だ。

 同通信によると、15日未明に射撃任務を命じられた鉄道機動ミサイル連隊は、中部の山岳地帯に移動後、日本海上に設定した800キロ先の標的を正確に攻撃したという。このミサイル連隊は、今年1月の第8回朝鮮労働党大会で決まった新しい国防戦略の一環として「同時多発的な集中打撃能力を高めるために組織された」と同通信は伝えている。

 訓練を指導した朝鮮労働党政治局常務委員の朴正天(パクジョンチョン)前軍総参謀長は、このミサイル連隊が「戦争抑止力強化において非常に大きな意義を持つ」と評価した。同連隊を旅団に拡大改編する協議も行ったとしており、ミサイル発射を続ける可能性がある。10月10日の党創建記念日を控え、日米韓は挑発行動への警戒を続ける。

 北朝鮮の軍事に詳しい北韓大…

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