職員は複数、対象は満1歳以上 福岡県が園児バス送迎で指針発表

神野勇人
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 福岡県中間市の双葉保育園で園児が送迎バスに閉じ込められて死亡した事故を受け、県は16日、複数の職員での運行などを定めたバス送迎の指針を発表した。市町村を通じて県内約2200ある保育施設に送付し、定期監査の項目とすることで内容の徹底を図る。

 指針では、バス送迎の対象を満1歳以上の園児としたほか、乗車名簿を使って登園時の出欠確認をするよう規定。指針に沿ったマニュアルを策定し、職員会議や研修の場で周知するよう求めた。

 指針の策定には県保育協会などの外部の有識者も加わった。県はバス送迎が一般的な幼稚園にも指針を送付し、園内のマニュアル見直しなどに活用して欲しいとしている。

 服部誠太郎知事は16日の県議会の答弁で、保育施設への定期監査に加えて、児童の安全管理への抜き打ち監査も今後実施する意向を示した。(神野勇人)