小田急線の乗客刺傷、容疑者を再逮捕へ 男性客への殺人未遂容疑

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 東京都世田谷区内を走る小田急線の車内で乗客10人が重軽傷を負った刺傷事件で、警視庁は女性客2人への殺人未遂容疑で逮捕した無職対馬悠介容疑者(36)=川崎市多摩区=を、男性客に対する殺人未遂容疑で17日に再逮捕する方針を固めた。事件直前に万引きを繰り返したとして、窃盗容疑でも再逮捕する。捜査関係者への取材でわかった。

 対馬容疑者は8月6日午後8時半ごろ、登戸(川崎市多摩区)―下北沢(東京都世田谷区)間を走行中の快速急行の車内で、30代の男性客を包丁で切りつけて殺害しようとした疑いがある。男性は右腕にけがを負った。この事件前に東京都新宿区川崎市の店舗でお茶やビールを万引きした疑いもある。

 対馬容疑者は事件の経緯について、新宿区の店で万引きをしようとして気付かれたことに不満を持ったと説明。「店に復讐(ふくしゅう)しようと思ったが、閉店していて、電車に切り替えた」といった供述をしているという。一方で「以前から大量に人を殺したかった」とも話しており、警視庁が動機の解明を進めている。