京都に集まる危険なヤツら 世界の激辛、大集合

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柴田悠貴
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 京都の山あいに、世界中の激辛が集まる場所がある。京都府京丹波町の「京都ハバネロの里」。アジアや中南米などで栽培されていたトウガラシ30種類が全国の契約農家から集まる。いまハバネロの収穫の最盛期を迎えており、色鮮やかなトウガラシが見られるというので、訪ねてみた。

 同社敷地内にある倉庫では、収穫の季節を迎えた赤やオレンジ色に熟した摘みたてのハバネロが集められ、従業員が手作業で選別しながら次々と袋に詰めていった。

 倉庫内は日陰だが蒸し暑く、目の周りに汗がにじむ。記者が手で拭おうとすると「気をつけて!」と顔にタオルを巻いた従業員が言う。理由を尋ねると、手についた果実のかけらや汁が目に入ると目が開けられなくなり、最悪の場合失明するという。

 一見しぼんだトマトのように見えるハバネロは、かつて「世界一辛い」とギネス世界記録に認定されたこともある激辛中の激辛だ。よく見ると、従業員たちは皆手袋をしており、顔の周りを触らない。「肌に付いただけでもヒリヒリする。取扱注意です」。

 ハバネロは2月中旬ごろから種をまき始め、8月中旬から下旬に実が赤く熟し始める。今年は長雨の影響で半分近くの木が枯れたが、約1トンのハバネロが収穫される見込みだという。同社の高田潤社長(26)は「半分に切ってしょうゆやオリーブオイル、ビネガーなどに漬け、調味料として使うのがおすすめ」と話す。

 同社は、約20年前に商業生…

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